東通村、独自に出産費用を助成 10万円上限

東通村は4月から、村独自の出産費用の助成を始める。通常分娩で、健康保険加入者や被扶養者であれば給付される出産育児一時金42万円を超える自己負担分について、10万円を上限に補助する。村によると、青森県内の自治体で初の取り組みだという。 17日.....
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 東通村は4月から、村独自の出産費用の助成を始める。通常分娩で、健康保険加入者や被扶養者であれば給付される出産育児一時金42万円を超える自己負担分について、10万円を上限に補助する。村によると、青森県内の自治体で初の取り組みだという。[br][br] 17日開会の村議会定例会に、事業費300万円を盛り込んだ2021年度一般会計当初予算案を提案した。[br][br] 村によると、通常分娩でも出産にかかる時間や出産前後の入院期間などで、一時金で賄える額を超える50万~55万円の費用がかかることも多く、妊婦の不安につながっているという。村の出生数はここ数年、30~40人で推移しており、30人程度の利用を見込む。[br][br] 村いきいき健康推進課に医療機関の領収書を提出すれば、後日差額が振り込まれる。同課の三國正人課長は「子どもを安心して生める環境づくりの一助になれば」としている。