「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録推進フォーラム、今年はオンライン配信

七戸町二ツ森貝塚の展示施設を紹介する動画の一場面
七戸町二ツ森貝塚の展示施設を紹介する動画の一場面
今夏の世界遺産委員会で世界文化遺産登録の可否が決まる「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、遺跡が所在する4道県14市町で構成する縄文遺跡群世界遺産登録推進本部(本部長・三村申吾青森県知事)は10日から、遺跡の見どころや最新情報を紹介する動.....
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 今夏の世界遺産委員会で世界文化遺産登録の可否が決まる「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、遺跡が所在する4道県14市町で構成する縄文遺跡群世界遺産登録推進本部(本部長・三村申吾青森県知事)は10日から、遺跡の見どころや最新情報を紹介する動画の公開を始めた。県世界文化遺産登録推進室の岡田康博室長は「各遺跡の個性や価値がよく分かる動画になっている。遺跡の最新情報をお届けできれば」と話している。[br][br] 同本部は毎年1月に東京都で世界遺産登録推進フォーラムを実施。今年は新型コロナウイルスの影響により、同本部のユーチューブチャンネルで動画を配信する形式にした。[br][br] 動画は三村知事のメッセージや構成資産の紹介など計15本。このうち七戸町の二ツ森貝塚の動画では、今年4月の開館に向けて整備が進む展示施設の一部を公開。遺跡の概要を説明するパネルや出土品の展示スペースなどを紹介している。[br][br] 動画は当面の間、公開している。今後は筑波大の稲葉信子名誉教授と、文化庁文化資源活用課の鈴木地平文化財調査官による対談も配信する予定。七戸町二ツ森貝塚の展示施設を紹介する動画の一場面