地域課題解決のアイデア披露 最優秀賞に極檀さん(南部町)/三戸

地域PRのアイデアを発表し、最優秀賞を受賞した極檀優也さん
地域PRのアイデアを発表し、最優秀賞を受賞した極檀優也さん
三戸町と周辺町村の若者による地域の課題解決策の発表会が1月30日、三戸町中央公民館で初めて開かれた。登壇者6人は来場した約30人を前に、商店街活性化や介護、多文化共生など多彩な分野についてアイデアを披露。最優秀賞には、家業の旅館経営に携わり.....
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 三戸町と周辺町村の若者による地域の課題解決策の発表会が1月30日、三戸町中央公民館で初めて開かれた。登壇者6人は来場した約30人を前に、商店街活性化や介護、多文化共生など多彩な分野についてアイデアを披露。最優秀賞には、家業の旅館経営に携わりながら地域PRに取り組む極檀優也さん(南部町)が選ばれた。[br][br] 「Sannohe Social Innovation Award(SSIA)2021」と銘打った発表会は、地域活性化に取り組む三戸町の団体「sannohe yell」が主催。代表の五十嵐淳さんは「今回の企画が地域で挑戦したい人の第一歩、そして応援の機会になれば」と狙いを語る。[br][br] 極檀さんは、旅館経営を続けていくためには「地元の若者が地域に関心を持ち続けることが重要だ」と述べ、きっかけづくりとして魅力的な場所の写真撮影や小規模イベント開催などを提案。「町外に出た人も『夏は帰ってきたい』と思える地元にしたい」と意欲を見せた。[br][br] また、優秀賞には三戸町中心商店街にコミュニティースペースを作る案を示した、同町地域おこし協力隊の西澤剛介さんが選ばれた。地域PRのアイデアを発表し、最優秀賞を受賞した極檀優也さん