「はっち」で八戸SDGsフォーラム 市内高校や企業が発表

子ども食堂の活動による気付きを発表する八戸工大二高の生徒
子ども食堂の活動による気付きを発表する八戸工大二高の生徒
八戸市の「はっち」で開催中の、より良い社会になるための活動を考える「八戸SDGs(持続可能な開発目標)フォーラム」は30日、市内の高校や企業による事例発表が行われた。生徒らは健康寿命の延伸に向けたアイデアや、プラスチックごみ対策など幅広いテ.....
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 八戸市の「はっち」で開催中の、より良い社会になるための活動を考える「八戸SDGs(持続可能な開発目標)フォーラム」は30日、市内の高校や企業による事例発表が行われた。生徒らは健康寿命の延伸に向けたアイデアや、プラスチックごみ対策など幅広いテーマで提言し、聴衆に訴え掛けた。[br][br] 八戸学院大学地域経営学部が、世界中が達成を目指す福祉や産業などの目標を、同市と照らし合わせて考えを深めることを目的に開いている。この日発表した高校は、八戸工大二、青森県立八戸水産、八戸聖ウルスラ学院、県立八戸の4校。[br][br] 八戸工大二高は、健康寿命を延ばすために、病院受診によって運動施設利用券と交換できるポイントの導入を提案。「こども食堂」に携わった生徒は、活動から集団になじみにくい子どもがいることに気付き、過ごしやすい環境づくりの必要性を説明した。[br][br] 八戸水産高は、船員らの意見から、同市鮫町のプラスチックごみをはじめとする漂流ごみ対策の必要性について、八戸聖ウルスラ学院高は、外国にルーツのある人に寄り添う方法を発表。八戸高は、生徒や保護者の声を受け、公共交通機関の利用促進やまちづくり策を考えた。[br][br] そのほか、デーリー東北新聞社は、経済特集エコノミック・マンデーを基に、新聞から見える産業や経済成長、八戸商工会議所は、八戸港ができるSDGsの取り組みについて発表した。[br][br] 会場では、市内4校の活動を紹介するパネル展示を2月3日まで実施している。入場無料。時間は午前9時~午後9時(最終日は同6時)。子ども食堂の活動による気付きを発表する八戸工大二高の生徒