岩手県新年度予算、8100億円規模 コロナ対応が震災分上回る

岩手県は28日、2021年度一般会計当初予算案の規模について、総額8100億円程度となる見通しを示した。うち新型コロナウイルス対応分は950億円で、東日本大震災対応分の700億円を上回る見込みとなった。 26日に始まった知事査定を終え、達増.....
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 岩手県は28日、2021年度一般会計当初予算案の規模について、総額8100億円程度となる見通しを示した。うち新型コロナウイルス対応分は950億円で、東日本大震災対応分の700億円を上回る見込みとなった。[br][br] 26日に始まった知事査定を終え、達増拓也知事が明らかにした。[br][br] 21年度はコロナの感染対策徹底や医療提供体制の整備、被災者の心のケアなどに力を入れるとして、達増知事は「命を守る幸福希望予算」と命名。震災対応分はハード事業の進展に伴って予算規模が縮小するが、「必要な予算は十分に確保した」と強調した。[br][br] 基礎的財政収支(プライマリーバランス)は黒字を維持できる見通し。県は当初予算案を2月17日招集の県議会定例会に提案する。