寒大根作り大詰め 寒干しでうまみ凝縮/五戸

小屋の軒下に大根をつるす利用者
小屋の軒下に大根をつるす利用者
五戸町正場沢長根の就労継続支援事業所「移山寮」で、毎年恒例の寒大根作りが大詰めを迎え、大根を寒風にさらしてうま味を凝縮する「寒干し」が行われている。1月末ごろに完成予定で、町内の産直施設などで売り出される。 大根は、敷地内の畑で農薬をほぼ使.....
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 五戸町正場沢長根の就労継続支援事業所「移山寮」で、毎年恒例の寒大根作りが大詰めを迎え、大根を寒風にさらしてうま味を凝縮する「寒干し」が行われている。1月末ごろに完成予定で、町内の産直施設などで売り出される。[br][br] 大根は、敷地内の畑で農薬をほぼ使用せずに栽培。本年度は350本分を寒大根にするという。[br][br] 作業は昨年12月末にスタート。皮をむいて適当な大きさにカットした大根を煮て、ひもに10個ずつ通した後、あく抜きのために数日間冷水に漬けた。[br][br] 22日は大根をつるす作業が行われ、施設の利用者らがひもを手際良く小屋の軒下にくくり付けていた。[br][br] 寒大根は、1月末から同町の「ふれあい市ごのへ」で販売予定で、10個入り250円(税込み)。個人の注文も受け付ける。[br][br] 施設管理者の大西祐子さんは「五戸名物の馬肉汁などに入れるとおいしいので、ぜひ試してみてほしい」と話している。[br][br] 寒大根に関する問い合わせは、移山寮=電話0178(62)6500=へ。小屋の軒下に大根をつるす利用者