【新型コロナ】青森県内で2人感染 八戸で確認の男性重症

青森県などは22日、県内で2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち1人は、八戸市に仕事で訪れていた九州地方在住の60代男性で、市内滞在中に体調不良となり、救急搬送先の医療機関で陽性が判明した。男性には基礎疾患があり、現在は.....
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 青森県などは22日、県内で2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち1人は、八戸市に仕事で訪れていた九州地方在住の60代男性で、市内滞在中に体調不良となり、救急搬送先の医療機関で陽性が判明した。男性には基礎疾患があり、現在は重症で人工呼吸器を装着している。県内の累計感染者数は668人となった。[br][br] 男性は感染が判明する直近2週間の間に九州、中国、関東、東北、北海道を職場関係者数人と共に車で移動していた。北海道滞在中の20日に呼吸苦の症状が出現し、八戸市に到着後の21日に意識障害で市内の医療機関に救急搬送された。[br][br] 市保健所によると、公共交通機関は利用していない。市内に到着後、間もなく体調が悪化したため、市内での行動歴はなく、濃厚接触者は一緒に行動していた職場関係者数人。[br][br] 22日に県内でほかに感染が確認されたのは五所川原管内の20代女性。同管内で発生した保育施設のクラスター(感染者集団)関連で、このクラスターに関する感染者は計8人となった。[br][br] 一方、市保健所は21日に感染が確認された八戸市立市民病院の医師について、医師が診察した内分泌糖尿病科の外来患者10人の検体を採取したことを明らかにした。結果は23日以降に判明する見通し。[br][br] 引き続き外来患者のほか、院内で接触した可能性のある職員約30人、入院患者約20人の検査を行う。