今秋オープン予定 新美術館を視察/八戸市議会

新美術館のジャイアントルームを見学する八戸市議ら=21日、同市
新美術館のジャイアントルームを見学する八戸市議ら=21日、同市
八戸市が市庁前に建設を進めていた新美術館の本棟工事が終了し、市議会は21日、館内を視察した。市民が自由に集まって学び活動する巨大空間「ジャイアントルーム」などを見学し、中心街に誕生する新たな芸術拠点の内容を確認した。 2019年4月に着工し.....
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 八戸市が市庁前に建設を進めていた新美術館の本棟工事が終了し、市議会は21日、館内を視察した。市民が自由に集まって学び活動する巨大空間「ジャイアントルーム」などを見学し、中心街に誕生する新たな芸術拠点の内容を確認した。[br][br] 2019年4月に着工し、20年12月末に完成。地上3階建てで延べ床面積は4844平方メートル。現在は施設内の環境が収蔵品に与える影響を調べる「枯らし」や美術館前の広場整備を行っており、今年秋ごろのオープンを目指している。本棟の工事費は約32億円。[br][br] この日は市議約30人が参加。新美術館建設推進室の高森大輔室長の案内で、企画展などを行う「ホワイトキューブ」や美術品を収蔵する「コレクションラボ」などを見て回った。[br][br] 森園秀一議長は取材に「他地域と違う市民参加型の美術館。とても面白く期待している」と述べた。[br][br] 市では開館の機運を高めるため、夏ごろをめどに新美術館で市民対象のワークショップなどを予定している。新美術館のジャイアントルームを見学する八戸市議ら=21日、同市