「小正月を楽しもう」繭玉づくり、庭田植えを体験

繭玉作りを楽しむ参加者
繭玉作りを楽しむ参加者
五戸町のごのへ郷土館(木村明彦館長)は17日、同館でイベント「小正月を楽しもう」を開いた。町内から参加した約30人が、五戸地域に伝わる小正月の伝統行事や餅つきなどを体験し、地域の風習に親しんだ。 イベントは、同館管理運営委員会との共催。時代.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 五戸町のごのへ郷土館(木村明彦館長)は17日、同館でイベント「小正月を楽しもう」を開いた。町内から参加した約30人が、五戸地域に伝わる小正月の伝統行事や餅つきなどを体験し、地域の風習に親しんだ。[br][br] イベントは、同館管理運営委員会との共催。時代とともに薄らぎつつある伝統行事を見直すきっかけにしようと、2019年から開催している。[br][br] この日は、初めに木村館長が同地域の小正月の風習などについて解説。その後、参加者は、ヤマミズキの枝に赤白緑の3色の餅などを飾り付ける繭玉作りや、庭を田に見立てて稲わらで田植えの所作をする「庭田植え」などを体験し、地域の伝統行事を満喫した。[br][br] このほか、歌を唱えながら豆ぬかなどをまいて家の周りを回る「ほがほが神事」や、悪疫退散を願う餅つきも行われた。[br][br] 初めてイベントに参加したという同町の主婦小泉ナミさん(70)は「昔の風習を知る機会になった。今後、孫たちの世代に伝えていきたい」と話した。繭玉作りを楽しむ参加者