「さんのへ農業小学校」卒業式 農業に親しんだ活動振り返る/三戸小児童

一年間の活動を振り返り、感想を発表する児童
一年間の活動を振り返り、感想を発表する児童
三戸町と周辺の児童が、農業体験を通じて食の大切さを学ぶ「さんのへ農業小学校」(栗生正志校長)の卒業式が16日、町中央公民館で開かれた。第10期生20人に卒業証書が授与され、土に親しんだ一年間の思い出を振り返った。 農業小学校は三戸食農推進協.....
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 三戸町と周辺の児童が、農業体験を通じて食の大切さを学ぶ「さんのへ農業小学校」(栗生正志校長)の卒業式が16日、町中央公民館で開かれた。第10期生20人に卒業証書が授与され、土に親しんだ一年間の思い出を振り返った。[br][br] 農業小学校は三戸食農推進協議会(梅田晃会長)が主催。本年度は町立三戸小の1~6年生が入学し、農家から指導を受けながら田植えや野菜の収穫、販売などを体験した。[br][br] 式では、栗生校長が児童一人一人に卒業証書を手渡し、「植える、収穫する、頂く(食べる)経験をしたことが、皆さんの心の成長と自信につながれば」と式辞を述べた。[br][br] 感想発表では、ステージ前に並んだ児童が「販売体験で多くの人に(農作物を)買ってもらえてうれしかった」「リンゴ収穫でうまく実を取れて楽しかった」などと活動を振り返った。[br][br] 農業小学校に6年間参加した三戸小6年の松原礼奈(れな)さん(11)は取材に、「活動を通じてたくさんの体験ができ、今は一つのことを達成した気持ち」と話した。一年間の活動を振り返り、感想を発表する児童