全中冬季大会、初の中止 八戸開催のIHも/コロナ再拡大受け

日本中学校体育連盟(中体連)は18日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、今月下旬~2月上旬に各地で予定していた全国中学校体育大会冬季3大会(スケート、アイスホッケー、スキー)を中止すると発表した。中体連によると、冬季大会の中止は史上初め.....
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 日本中学校体育連盟(中体連)は18日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、今月下旬~2月上旬に各地で予定していた全国中学校体育大会冬季3大会(スケート、アイスホッケー、スキー)を中止すると発表した。中体連によると、冬季大会の中止は史上初めて。[br][br] 冬季大会はアイスホッケーが2月5~7日に八戸市、スケートは1月30日~2月2日に長野市、スキーは2月3~5日に長野県野沢温泉村でそれぞれ開かれ、青森県勢は3大会に選手約170人が挑む予定だった。アイスホッケー開催地の八戸市には会期中、北海道や東京などから選手やコーチら計334人が訪れることになっていた。[br][br] 日本中体連は11都府県で緊急事態宣言が発令されたことなどを受け、15日の臨時理事会で冬季大会の中止を決めた。理由として(1)全国で感染者が最大となっている地域が多数出ている(2)大会中や大会後のクラスターを懸念(3)受験期と重なることで感染防止の徹底が重要―などを挙げた。「全ての皆さんの命と安全を守るため、苦渋の決断をすることとなった」としている。[br][br] 同中体連は昨年、夏の全国中学校体育大会(東海ブロック)、12月の全国中学校駅伝(滋賀)について、新型コロナ感染拡大を理由に中止を決めていた。