【新型コロナ】青森市の高校 地域スポーツで新たなクラスター発生

青森県などは16日、県内で新たに13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所別では、青森市6人、弘前4人、八戸市、上十三、五所川原で各1人。青森市の高校で発生したクラスター(感染者集団)では、五所川原管内の1人を含む計7人の新.....
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 青森県などは16日、県内で新たに13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所別では、青森市6人、弘前4人、八戸市、上十三、五所川原で各1人。青森市の高校で発生したクラスター(感染者集団)では、五所川原管内の1人を含む計7人の新規感染が判明。このうち5人は、この高校を会場とする地域のスポーツ活動に参加しており、県と市はこの活動を通して新たなクラスターが発生したと判断した。県内の累計感染者は635人。[br][br] スポーツ活動でのクラスターの内訳は、青森市の30代男性1人と性別非公表の10代4人。このクラスターの関連で、同市の40代男性と五所川原管内の40代女性も感染した。[br][br] 市によると、30代男性が学校クラスターの関係者として検査を受けて感染が判明したため、男性が関わっているスポーツ活動の参加者ら計56人の検査を実施。10代4人と40代男性以外の51人は陰性だった。[br][br] スポーツ活動に参加していた10代4人は、学校クラスターの感染者が所属する運動部とは活動を共にしていない。[br][br] 市は参加者の名簿提供を受けていることなどから「不特定多数が参加する活動ではない」として、活動内容の詳細を明らかにしていない。学校クラスターの規模は、スポーツ活動でのクラスターやその関連を含め計41人に拡大した。[br][br] 八戸市で感染が判明したのは80代以上女性で、感染経路は不明。15日に発熱して医療機関を受診、16日にTRC検査で陽性が判明した。濃厚接触者は同居人ら数人で、現時点で症状はない。[br][br] また、同市で13日に感染が判明した70代男性が利用していた市内の通所型介護施設について、職員や利用者約90人の検査が終了し、全員が陰性だった。[br][br] このほか、上十三管内の30代女性は感染経路が分かっていない。弘前管内の4人のうち、50代女性は6日に感染が発表された三沢市職員の20代男性の知人。残る20~60代の男女3人も陽性者との接触歴があった。