【新型コロナ】八戸で新たに4人感染 県内は計9人

国の緊急事態宣言の再発令を受け、各部局の対応状況などを確認した八戸市新型コロナウイルス感染症対策本部会議=8日、八戸市庁
国の緊急事態宣言の再発令を受け、各部局の対応状況などを確認した八戸市新型コロナウイルス感染症対策本部会議=8日、八戸市庁
青森県は8日、新たに20~60代の男女9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では八戸市が4人、上十三が3人、青森市と弘前が各1人。県内の感染者は累計で554人となった。県は昨年末以降、感染経路不明の新規感染者が増加傾.....
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 青森県は8日、新たに20~60代の男女9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では八戸市が4人、上十三が3人、青森市と弘前が各1人。県内の感染者は累計で554人となった。県は昨年末以降、感染経路不明の新規感染者が増加傾向にあるとして感染予防の徹底を呼び掛けた。[br][br] 八戸市で報告されたのは20~60代の男女4人で、いずれも感染者との接触歴があった。市によると、60代女性はクラスター(感染者集団)が発生した三沢市の飲食店「オフザウォール」の利用者と、50代男性は県内に住む10代以下の感染者と、それぞれ年末年始に親族の集まりで会っていた。[br][br] 残る20代と40代の女性2人は、1日に感染が発表された40代男性の同居人で、昨年末の検査では陰性だったが、年明けに再び受けた検査で陽性となった。[br][br] 県によると、上十三の3人はいずれも20代の男性で、うち1人はオフザウォールの利用客または従業員の職場関係者。もう1人は、既に感染が判明している同管内の20代男性の知人だった。残る1人は県外への移動歴などがなく、感染経路不明。[br][br] 青森市の40代男性についても感染経路は分かっていない。弘前の40代女性は、同管内で発生している学校クラスターの関連だった。[br][br] 県によると県内では昨年12月29日以降、感染経路不明の新規感染者が増加傾向を示しているという。県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「帰省客から感染が広がる可能性があり、今後も推移を注視する必要がある」と指摘した。[br][br] 国の緊急事態宣言の再発令を受け、8日に八戸市庁で開いた、市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で小林眞市長は「市民には予防策を徹底してもらいたい」と注意を促した。国の緊急事態宣言の再発令を受け、各部局の対応状況などを確認した八戸市新型コロナウイルス感染症対策本部会議=8日、八戸市庁