昨年12月は火災多発 三沢市消防本部が注意喚起

物置小屋兼車庫を全焼した三沢市前平2丁目の火災現場=昨年12月6日
物置小屋兼車庫を全焼した三沢市前平2丁目の火災現場=昨年12月6日
三沢市内で昨年12月、火災が相次いだ。市消防本部によると、1カ月間に5件発生。犠牲者はいなかったが、昨年1年間の総件数の4割に上った。市内では今後も寒い日が続くと見込まれ、暖房機器などを使う機会も多くなる。同本部は「火や暖房機器を使う際は目.....
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 三沢市内で昨年12月、火災が相次いだ。市消防本部によると、1カ月間に5件発生。犠牲者はいなかったが、昨年1年間の総件数の4割に上った。市内では今後も寒い日が続くと見込まれ、暖房機器などを使う機会も多くなる。同本部は「火や暖房機器を使う際は目を離さないように、消火後はきちんと消えたことを確かめるように心掛け、火災の未然防止に努めてほしい」と注意を喚起する。[br][br] 市内では昨年、前年より2件多い12件の火災が発生。うち12月の件数は前年の1件より4件も多かった。[br][br] 12月に起きた5件は全て建物火災。三沢警察署の発表によると、物置小屋(車庫を兼ねた物を含む)3棟、平屋住宅2棟、2階建てアパートとビニールハウス各1棟をそれぞれ全焼した。[br][br] 同本部予防課によると、原因はいずれも調査中だが、たばこの不始末や、暖房機器をつけたまま目を離していたことなどにより、火災に至った可能性がある。[br][br] 同課の吉田泰嘉課長は「目を離すことが習慣になっている人は、いま一度気を引き締めてほしい」と強調。さらに、「ストーブなどの近くには、衣類や燃料のまきなど燃えやすい物を置かないで」と訴えている。物置小屋兼車庫を全焼した三沢市前平2丁目の火災現場=昨年12月6日