青森県高校スキー中止に 学校クラスター影響

弘前保健所管内での学校クラスター(感染者集団)発生に伴って、青森県教委が今月17日まで部活動の対外試合禁止を県立学校などに求めたのを受け、青森県スキー連盟は5日、大鰐町内で11日の開幕予定だったスキーの県高校大会の中止を決めた。同連盟による.....
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 弘前保健所管内での学校クラスター(感染者集団)発生に伴って、青森県教委が今月17日まで部活動の対外試合禁止を県立学校などに求めたのを受け、青森県スキー連盟は5日、大鰐町内で11日の開幕予定だったスキーの県高校大会の中止を決めた。同連盟によると、雪不足の影響以外での同大会中止は初めて。[br][br] 5日、同町内で関係者約20人が非公開の組織委員会打ち合わせ会議を開き、17日までの大会の開催可否を協議。県高校大会と同日程で開催予定だった県中学校大会は予定通り実施。15日からの県選手権はクロスカントリー競技が成年(大学生以上)のみ実施、アルペンは中止する。16日の国体予選は成年のみ行い、少年は中止となる。[br][br] 全国大会(2月)に向けた高校生(少年)の選手選考は、禁止期間開けの今月18日以降に記録会などの形での実施を検討している。[br][br] 会議後、取材に応じた同連盟の工藤利雄会長は「中止はやむを得ないし、受け止めないといけない」と厳しい表情。県高体連スキー専門部の植田孝委員長は「覚悟していたとはいえ残念。振り回される選手のメンタル面が心配だ」と話した。