青森県などは25日、県内で新たに7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち2人は八戸市に住む70代男性と50代女性。いずれも、これまでに感染が判明している人の同居人だった。県内での感染確認者の累計は、この日で414人となった。[br][br] 市によると、市内で感染が判明した70代男性は、22日に判明した60代女性の同居人。50代女性は24日に陽性反応が出た50代男性の同居人だった。[br][br] 一方、60代女性の職場関係者20人の検査結果について市は、これまでに感染が判明している3人を除き、全て陰性だったと説明。現在は陽性者3人の接触者計約70人の検査を進めているとした。[br][br] この日はほかに、上十三保健所管内の40代女性と、弘前保健所管内の40代女性、青森市の30~50代の男女3人の感染が判明した。[br][br] 上十三管内の40代女性は、18~21日に関東地方に滞在していたが、感染経路は調査中。接触者は同居人ら数人としている。[br][br] 弘前管内の40代女性の感染経路は不明という。青森市で感染が確認された3人のうち、50代男性はクラスター(感染者集団)が発生した市内の介護事業所の関係者。30代男性は関東地方への移動歴があった。40代女性は感染経路が分かっていない。[br][br] また、県総合健診センター(青森市)は25日、職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。センターの受診者や職員に濃厚接触者はいないという。青森テレビも同日、同市の本社に勤務する社員1人が感染したと発表した。