ねぶた師14人が合作 特別ねぶた展示/青森

完成した特別ねぶたの前に並ぶねぶた師ら
完成した特別ねぶたの前に並ぶねぶた師ら
新型コロナウイルスの影響で今夏の青森ねぶた祭が中止となり、制作機会を失ったねぶた師を支援しようと、クラウドファンディング(CF)で集められた資金で制作した特別ねぶたが23日、青森市の文化観光交流施設「ねぶたの家ワ・ラッセ」でお披露目された。.....
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新型コロナウイルスの影響で今夏の青森ねぶた祭が中止となり、制作機会を失ったねぶた師を支援しようと、クラウドファンディング(CF)で集められた資金で制作した特別ねぶたが23日、青森市の文化観光交流施設「ねぶたの家ワ・ラッセ」でお披露目された。[br][br] 企画した青森観光コンベンション協会によると、ねぶた師14人全員が1人1体ずつ制作して組み合わせ、1台にまとめた。台車を含めて高さ5・2メートル、幅8・5メートル、奥行き6・8メートル。題名は「願いの灯~薬師如来・玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)と十二神将~」で、新型コロナ早期収束の願いを込めた。[br][br] 23日のセレモニーで、同協会の奈良秀則会長は「それぞれの思いが込められた作品を皆さんに見てもらいたい」とあいさつ。青森商工会議所の若井敬一郎会頭の祝辞後、関係者がボタンを押してねぶたに灯をともした。[br][br] ねぶた師の竹浪比呂央さん(61)は「歴史に残る作品に仕上がった。支援してくださった全国各地のねぶた祭ファンの方々に感謝したい」と話した。[br][br] 特別ねぶたは来年8月上旬まで展示される。完成した特別ねぶたの前に並ぶねぶた師ら