南部町議の車3台損壊 男に懲役1年6月求刑/地裁八戸初公判

南部町議の男性が管理する乗用車の窓ガラスを割るなどしたとして、住居侵入と暴力行為法違反(集団的器物損壊)の罪に問われた、八戸市桜ケ丘3丁目、無職男(46)の初公判が21日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)であった。検察側は懲役1年6月を求.....
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 南部町議の男性が管理する乗用車の窓ガラスを割るなどしたとして、住居侵入と暴力行為法違反(集団的器物損壊)の罪に問われた、八戸市桜ケ丘3丁目、無職男(46)の初公判が21日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)であった。検察側は懲役1年6月を求刑。弁護側が執行猶予判決を求め、即日結審した。判決は1月7日。[br][br] 被告人質問で男は動機について、男性の親族との間に10年ほど前にトラブルがあり「仕返しだった」とし、共謀者については「仕事現場で知り合った外国人」と説明。「弁償は不可能だが、反省している」とした。[br][br] 検察側は、犯行が約1分間で行われ、暴力団組織を背景とした計画的犯行と認められると指摘。「2500万円を超える損害を与えた結果も極めて重大だ」として実刑判決を求めた。[br][br] 弁護側は男が罪を認めている上、逮捕直前に建設現場で大けがを負い、医療的措置が必要として保護観察付きの判決を主張した。[br][br] 起訴状などによると、男は8月17日午前3時10分ごろ、氏名不詳者2人と共謀し、南部町の40代男性の敷地内に侵入。男性が管理する乗用車3台の窓ガラスを割った上、そのうち2台の車内に茶色の塗料のようなものをまき、計約2521万円の損害を与えたとしている。