【全国高校サッカー展望】(3)県勢2連覇を狙う藤枝明誠

▽富山第一(富山)6大会連続31度目。県大会5試合では27得点で無失点と圧倒して6連覇を達成した。確立してきた5バックで守備が安定し、エース吉倉が中心の攻撃も活性化。総合力が高く、7大会ぶりの優勝に向けて調子も上向きだ。 ▽星稜(石川)2大.....
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 ▽富山第一(富山)6大会連続31度目。県大会5試合では27得点で無失点と圧倒して6連覇を達成した。確立してきた5バックで守備が安定し、エース吉倉が中心の攻撃も活性化。総合力が高く、7大会ぶりの優勝に向けて調子も上向きだ。[br][br] ▽星稜(石川)2大会ぶり29度目。県大会で計41ゴールを挙げた攻撃力が脅威。決定力のあるFW佐々木の成長が著しく、6大会ぶりの頂点へ、戦力は整った。前線からのハードワークは健在で、磨きがかかったパスサッカーにも注目だ。[br][br] ▽丸岡(福井)3大会連続31度目。攻守にアグレッシブなスタイルは過去2大会と変わらず、ベスト8以上を狙う。主将としての責任感が備わったFW川中が軸。前線からハイプレスを仕掛け、連動した攻撃には威力がある。[br][br] ▽山梨学院(山梨)3大会ぶり7度目。各ポジションの競争が激しく、ベンチ入りメンバーも充実する。GK熊倉を中心に堅守を誇り、エースのFW野田が引っ張る攻撃もバリエーション豊富。11大会前に初出場で成し遂げた全国制覇に挑む。[br][br] ▽松本国際(長野)2大会連続4度目。前回大会ほどのチーム力はないが、粘り強さを武器に県大会を勝ち上がった。経験のあるMF宮嶋航を軸に、スピードのあるサイド攻撃を展開。接戦を勝ち切る力も光り、チームワークで勝負する。[br][br] ▽帝京大可児(岐阜)2大会連続7度目。多彩な攻めで県大会では計44得点。前線にはエース大森、MF三品ら突破力のある選手をそろえ、攻撃陣を支える守備的MFとの好連係も光る。過去最高の16強以上は十分狙える戦力だ。[br][br] ▽藤枝明誠(静岡)4大会ぶり3度目。県大会準決勝で、前回全国制覇の静岡学園を撃破し、勢い十分。守備陣にDF寺田ら身長の高い選手がそろい、セットプレーは大きな武器。持ち前の攻撃的なスタイルを貫き、県勢2連覇を目指す。[br][br] ▽東海学園(愛知)7大会ぶり4度目。堅守速攻を武器に、接戦続きの県大会を無失点で勝ち上がった。GK岩島、高さのあるDF古久根が統率する守備は安定感抜群。元Jリーガーの鶴田監督の下、悲願の初勝利を狙う。