【全国高校サッカー展望】(2)昌平、充実戦力で頂点狙う

▽矢板中央(栃木)4大会連続11度目。4強入りした前回大会を経験した選手を軸に、堅守速攻のスタイルで挑む。GK藤井陽は安定感があり、栃木大会4試合中3試合が無失点。攻撃ではエース多田の得点力に期待がかかる。 ▽前橋商(群馬)16大会ぶり12.....
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 ▽矢板中央(栃木)4大会連続11度目。4強入りした前回大会を経験した選手を軸に、堅守速攻のスタイルで挑む。GK藤井陽は安定感があり、栃木大会4試合中3試合が無失点。攻撃ではエース多田の得点力に期待がかかる。[br][br] ▽前橋商(群馬)16大会ぶり12度目。1980年代は大会の常連だった伝統校。群馬大会は接戦の連続をしぶとく勝ち抜いた。中盤の石倉、大熊がボールをさばいて流れを呼び込む。右サイドの坂本のドリブル突破も大きな武器だ。[br][br] ▽昌平(埼玉)2大会連続4度目。前回大会8強。充実の戦力で初の頂点を狙う。J1鹿島入りするドリブラーの須藤が打開し、J2新潟加入の小見が仕留める。鹿島へ進む小川とJ3福島入団の柴の技巧派コンビが中盤でリズムを生み出す。[br][br] ▽市船橋(千葉)2大会連続23度目。5度の優勝を誇る強豪校は、初戦で敗退した前回大会の雪辱を期す。守備を統率する主将の石田がチームの要。伝統とする球際の強さや攻守の切り替えの速さを生かし、9大会ぶりの優勝を目指す。[br][br] ▽堀越(東京A)29大会ぶり3度目。東京都大会の5試合で34得点をマークした圧倒的な攻撃力が持ち味だ。守備ラインから着実にボールをつなぎ、巧みなパスワークで突破口を探る。主将のMF日野、ワントップの尾崎は決定力が高い。[br][br] ▽関東第一(東京B)3大会ぶり3度目。粘り強い守備から、スピードのある笠井とキープ力に優れる宇山の2トップがゴールに迫る。左の類家も得点力があり、2年生の藤井、肥田野が中盤で試合をつくる。まずは初の3回戦進出が目標。[br][br] ▽桐蔭学園(神奈川)3大会ぶり10度目。接戦続きの神奈川大会を組織力で制した。飛び抜けた選手はいないが、堅守からのカウンターを武器に上位進出を狙う。GK松尾が好セーブでピンチを防ぎ、FW立石はドリブルで突破口を開く。[br][br] ▽帝京長岡(新潟)3大会連続8度目。4強入りした前回大会で主力だった選手は少ないが、技術を生かした攻撃的なスタイルは変わらない。中心は前回もレギュラーで展開力のあるMF川上だ。GK佐藤ら能力の高い1年生も多い。