車両に抗菌と抗ウイルスの加工 青い森鉄道がコロナ対策公開

車両の天井に抗菌・抗ウイルス効果があるとされる溶剤を噴霧する作業員=17日、青森市
車両の天井に抗菌・抗ウイルス効果があるとされる溶剤を噴霧する作業員=17日、青森市
青い森鉄道は17日、青森市の車両基地で、新型コロナウイルス対策として車両に抗菌・抗ウイルスのコーティングを施す作業を報道陣に公開した。全22車両に実施する予定で、千葉耕悦社長は「少しでも感染リスクを低くするために実施した。安心して乗車してほ.....
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 青い森鉄道は17日、青森市の車両基地で、新型コロナウイルス対策として車両に抗菌・抗ウイルスのコーティングを施す作業を報道陣に公開した。全22車両に実施する予定で、千葉耕悦社長は「少しでも感染リスクを低くするために実施した。安心して乗車してほしい」とアピールした。[br][br] 同社が採用した抗菌・抗ウイルスのコーティングは、5年程度は効果が持続するとされる。水溶性のため体内に蓄積されず、人体に影響はないという。鉄道関連では、福島交通(福島県)や阪急電鉄(大阪府)など5社で採用実績がある。[br][br] この日の作業では、作業員2人が車両内のトイレや天井、つり革、シートなど乗客が触れる場所にコーティング成分の入った溶剤を噴霧した。[br][br] 青い森鉄道は3日から作業を開始し、17日現在、18両が完了。残る4両は来年1月上旬までに対策を終える。車両の天井に抗菌・抗ウイルス効果があるとされる溶剤を噴霧する作業員=17日、青森市