現職小山田氏が公約発表、事務所開きも/十和田市長選

4期目に向けた公約を発表する小山田久氏=13日、十和田市 
4期目に向けた公約を発表する小山田久氏=13日、十和田市 
任期満了に伴う十和田市長選(来年1月17日告示、同24日投開票)で4選を目指す現職小山田久氏(74)が13日、市内で後援会事務所開きと選挙公約の発表会見を行った。小山田氏は公約で、移住・定住の推進による人口減少対策、デジタル化を活用した市民.....
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 任期満了に伴う十和田市長選(来年1月17日告示、同24日投開票)で4選を目指す現職小山田久氏(74)が13日、市内で後援会事務所開きと選挙公約の発表会見を行った。小山田氏は公約で、移住・定住の推進による人口減少対策、デジタル化を活用した市民サービスの向上などを重点事業に挙げ、「新型コロナウイルス禍で世の中に生じた大きな変化に対応し、選ばれる街づくりを進める」と述べた。 [br][br] 公約は、人々や消費の呼び込み、子育て支援、行政基盤整備など七つの柱を基本施策に、計55項目の事業を設定。13項目を重要事業に挙げている。[br][br] 移住・定住では、同市は人口の社会減少率が青森県内市部で最低のため、積極的な情報発信を通じて社会減の抑制に努めるとした。デジタル化の推進に向けては、専門家を市職員として採用して体制を強化し、行政運営の効率化を図る。[br][br] 前回に続いて大型食肉処理施設の誘致も掲げた他、新たな結婚、子育て支援策も盛り込んだ。[br][br] 小山田氏は「市民生活の中でも行動や様式が変化している。特にデジタル化は全国の自治体に広がっており、遅れることなく重点的に取り組む」とした。[br][br] 会見に先立ち行われた事務所開きには、約50人が出席。神事に続き、小笠原俊実後援会長が「先行きの分からない状況の中、市が発展を続けるため、多くの実績を上げた小山田氏に四度、務めてもらいたい」とあいさつした。 4期目に向けた公約を発表する小山田久氏=13日、十和田市