久慈工業高生、非接触型体温計を製作 野田村と久慈市に寄贈

非接触型体温計を製作する久慈工業高生
非接触型体温計を製作する久慈工業高生
新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、岩手県立久慈工業高(日當仁己校長)の生徒が、学校で学んだ技術を活用して非接触型体温計の製作に取り組んでいる。20台製作し、野田村と久慈市に寄贈する計画。 取り組みは、久慈市のNPO法人北いわて未来ラボ.....
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 新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、岩手県立久慈工業高(日當仁己校長)の生徒が、学校で学んだ技術を活用して非接触型体温計の製作に取り組んでいる。20台製作し、野田村と久慈市に寄贈する計画。[br][br] 取り組みは、久慈市のNPO法人北いわて未来ラボ(中平均理事長)が企画。同市に工場がある岩手村田製作所、地元住民らで組織する「久慈工業高校を守り育てる会」の協賛を受け、温度センサーや液晶画面など材料の購入資金に充てた。[br][br] 製作は、ロボットコンテストに出場する工学研究部の2年生6人が担当。9日は生徒が3DCAD(コンピューター利用設計システム)を使ってケースなどを設計したり、基板をはんだ付けして配線をつないだりした。[br][br] 久世竜夢(りゅうむ)さんは「はんだの量の調整が難しい。感染対策に欠かせない物なので、村などで役立ててほしい」と話していた。非接触型体温計を製作する久慈工業高生