【新型コロナ】感染者参加のフットサル大会、十数人の検査予定/青森県

青森県は11日、八戸市と三戸地方、青森市の3保健所管内で計6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。八戸市の感染者は性別非公表の10代1人で、感染経路は把握できている。三戸地方管内は30代と70代の女性2人で、感染が判明している同管.....
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 青森県は11日、八戸市と三戸地方、青森市の3保健所管内で計6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。八戸市の感染者は性別非公表の10代1人で、感染経路は把握できている。三戸地方管内は30代と70代の女性2人で、感染が判明している同管内の40代男性の同居人。クラスター(感染者集団)が発生した同市鷹匠小路のメンズパブ「Pax(パークス)」の従業員が出場した6日のフットサル大会について、県は参加者十数人の検査を予定していると明らかにした。[br][br] 八戸市によると、試合には陽性が判明した男性従業員3人のうち1人が出場。試合に出たのは1、2分間で、大会関係者に濃厚接触者はいないと判断したが、参加者から感染を不安視する声が出たことなどから三戸地方保健所と協議し、必要な人を検査する方針とした。[br][br] パークスの利用客約50人については、陽性が判明した1人を除いて陰性を確認した。市によると、新たに把握した利用客2人が検査予定。[br][br] フットサル大会を起点とした感染について、県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「接触の機会は少なく、会場も広いため呼気での感染リスクも高くない」と強調。パークス利用客の感染の広がりに関しても「感染のリスクが高い時期の利用者が陰性になっている。感染は限定的になるだろう」との見方を示した。[br][br] また、同市で発生した職場クラスターについては61人分の検体を採取し、29人が陰性だった。残る32人と陽性者が立ち寄った先の16人の計48人は今後、結果が出る予定。[br][br] 青森市では11日、男女3人が感染した。このうち30代と50代の女性2人は、市内の接待を伴う飲食店「A.story」(エーストーリー)で発生したクラスターに関連。残る40代男性は東北地方への移動歴があった。