米軍三沢基地のコロナ対策万全と強調 フリーデル司令官が赴任後初会見

記者会見で基地内の新型コロナウイルス感染症対策などについて語るジェシー・J・フリーデル大佐=11日、米軍三沢基地
記者会見で基地内の新型コロナウイルス感染症対策などについて語るジェシー・J・フリーデル大佐=11日、米軍三沢基地
米軍三沢基地司令官のジェシー・J・フリーデル大佐は11日、同基地内で記者会見を開き、同基地の新型コロナウイルス感染症対策について「内外でウイルスに感染しないよう対策を取っている」と万全の態勢を強調。「来た人は到着後直ちに14日間の行動制限に.....
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 米軍三沢基地司令官のジェシー・J・フリーデル大佐は11日、同基地内で記者会見を開き、同基地の新型コロナウイルス感染症対策について「内外でウイルスに感染しないよう対策を取っている」と万全の態勢を強調。「来た人は到着後直ちに14日間の行動制限に入る。その間は基地内もそうだが、市内に出ることは全くない」と理解を求めた。[br][br] 記者会見開催は今年7月の着任以来初めて。[br][br] フリーデル大佐によると、基地内の感染者は現在1人で、基地内で隔離されている。フリーデル大佐は、折に触れて地元の小桧山吉紀三沢市長とコミュニケーションを深めていることに触れ、「互いの協力体制を確認し、感染症を起こさない、拡大させないよう常に努力している」と述べた。[br][br] 同基地所属のF16戦闘機が昨年11月、六ケ所村の民有地に模擬弾を落下させた問題で、米軍としての捜索作業再開時期については「11月30日まで磁気探査が実施され、現在報告書を精査していると聞いている。作業については現時点で予断を持って回答するのは控える」と述べるにとどめた。[br][br] 同基地へのF35Aステルス戦闘機配備の可能性に関しては「配備予定基地に含まれていない。今後もF16を運用し、敵防空網制圧任務を遂行する」とした。[br][br] フリーデル大佐は会見後、戦闘機の修理部隊視察の様子を報道陣に公開した。記者会見で基地内の新型コロナウイルス感染症対策などについて語るジェシー・J・フリーデル大佐=11日、米軍三沢基地