農業者の不安払拭を 立民・田名部氏ら要望、交付金運用見直し受け 

葉梨康弘副大臣(左から2人目)に要望書を渡す田名部匡代部会長=8日、農林水産省
葉梨康弘副大臣(左から2人目)に要望書を渡す田名部匡代部会長=8日、農林水産省
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う農林水産省の「高収益作物次期作支援交付金」の運用見直しを受け、立憲民主党農林水産部会(田名部匡代部会長)は8日、同省で葉梨康弘副大臣と面会し、生産現場の不安払拭に向けた対応を求める要望書を提出した。 これま.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う農林水産省の「高収益作物次期作支援交付金」の運用見直しを受け、立憲民主党農林水産部会(田名部匡代部会長)は8日、同省で葉梨康弘副大臣と面会し、生産現場の不安払拭に向けた対応を求める要望書を提出した。[br][br] これまで二度にわたる見直しで、交付を見込んで資機材購入などに投資済みの農業者への救済措置が盛り込まれた一方、投資予定にとどまっていた場合は対象外とされた。文書では不公平感が生じていると指摘し、支援措置の導入など3項目を盛り込んだ。[br][br] 田名部氏が文書を手渡し、同省による一連の経緯を「生産者の意欲を打ち砕いた」と厳しく指摘。葉梨氏は「現場の混乱について率直におわび申し上げたい」と認めつつ、今後に関しては「コロナ対策の補正(予算)と別に支援する政策を構築していかなければならない」と述べるにとどめた。葉梨康弘副大臣(左から2人目)に要望書を渡す田名部匡代部会長=8日、農林水産省