市総合体育館21年度末閉館 耐震性に問題、解体へ

三沢市は7日の市議会条例等審査特別委員会で、耐震性に問題のある市総合体育館について、2021年度末で閉館する予定と報告した。時期は未定だが解体する方針で、米田光一郎副市長は、総合体育館や隣接する市所有の旧自衛隊桜町特借官舎を解体、さら地にし.....
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 三沢市は7日の市議会条例等審査特別委員会で、耐震性に問題のある市総合体育館について、2021年度末で閉館する予定と報告した。時期は未定だが解体する方針で、米田光一郎副市長は、総合体育館や隣接する市所有の旧自衛隊桜町特借官舎を解体、さら地にした後は駐車場として使うと説明。「遠い、まだ先の話。具体的な材料はそろっていない」などと断った上で、将来的な市庁舎の建て替え計画の候補地として検討する可能性を示した。[br][br] 1976年開館の総合体育館は、14年度の耐震診断結果により、耐震補強工事を行わない限りは永続的な使用は困難と判明した。[br][br] 一方、小中学校の体育館天井落下対策工事を進めるに当たり、対象校が学校体育館の代替施設として総合体育館を利用できるように対応。市は19年3月の市議会予算審査特別委で、20年度末での全校の工事完了を見込み、21年度以降の閉館を検討している―としていた。[br][br] 同工事が20年度で完了することなどから、市は20、21年度の2カ年度で閉館について市民への周知を図る考え。開会中の市議会定例会に、総合体育館の指定管理者の指定期間を1年延長、21年度末までに変更する議案を提出している。[br][br] また、老朽化に伴い22年度からの実施を計画する三沢アイスアリーナの大規模改修工事について、市は20年度内に実施設計が完了すると報告した。