青森でハンセン病のパネル展 人権週間に合わせ開催

ハンセン病について理解を深める来場者
ハンセン病について理解を深める来場者
青森地方法務局と青森人権擁護委員協議会は、人権週間(4~10日)に合わせ、青森市長島1丁目の青森第二合同庁舎で、ハンセン病を正しく知るためのパネル展を開催している。10日まで。 ハンセン病はらい菌による感染症。感染力は低く特効薬も開発されて.....
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 青森地方法務局と青森人権擁護委員協議会は、人権週間(4~10日)に合わせ、青森市長島1丁目の青森第二合同庁舎で、ハンセン病を正しく知るためのパネル展を開催している。10日まで。[br][br] ハンセン病はらい菌による感染症。感染力は低く特効薬も開発されているが、患者の隔離を定めた「らい予防法」(1996年廃止)などにより、患者や家族は偏見や差別の対象となってきた。[br][br] パネル展はハンセン病の正しい知識を身につけてもらおうと昨年から開催し、今回が2度目。[br][br] 展示では、同市にあるハンセン病の国立療養所松丘保養園の歴史や、入園者の声を紹介。ハンセン病について分かりやすく解説したコーナーも設けている。[br][br] 同法務局人権擁護課の木下昌彦課長は、新型コロナウイルスに感染した人への誹謗(ひぼう)中傷が起きていることに触れ、「ハンセン病以外にも人権が侵害されている例はたくさんある。偏見や差別は良くないということを、展示を通して多くの人に知ってほしい」と話した。[br][br] 入場無料。開催時間は午前10時~午後3時。ハンセン病について理解を深める来場者