むつICーむつ尻屋崎IC22年度開通へ/青森県議会一般質問

青森県議会定例会は30日、一般質問に入り、4議員が登壇。三村申吾知事は、下北半島縦貫道路の北側の起点であるむつ南バイパス(全長8・7キロ)のうち、最北の「むつインターチェンジ(IC)」(むつ市田名部前田)から「むつ尻屋崎IC」(同市田名部上.....
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 青森県議会定例会は30日、一般質問に入り、4議員が登壇。三村申吾知事は、下北半島縦貫道路の北側の起点であるむつ南バイパス(全長8・7キロ)のうち、最北の「むつインターチェンジ(IC)」(むつ市田名部前田)から「むつ尻屋崎IC」(同市田名部上道)までの2・1キロが、2022年度に開通する見通しを明らかにした。[br][br] 越前陽悦県議(自民)の質問に答えた。[br][br] 県道路課によると、むつ尻屋崎ICから「むつ東通IC」(同市田名部斗南岡)までの1・3キロは19年12月に開通しており、むつICから計3・4キロの区間が高規格道路でつながる。むつ東通IC以南の5・3キロの開通時期は未定。バイパス全体の事業費は約211億円に上る。[br][br] 新区間の開通で、移動時間は国道279号などを使用した場合より4分短縮。洪水浸水想定区域に一部が含まれる同国道を回避できるため、防災面での効果も期待できるという。[br][br] 三村知事は「全線完成に向け、着工工区の整備を重点的に進めつつ、未着手区間の新規事業化や予算確保を国に強く働き掛ける」と強調。道の駅よこはま(横浜町)の防災除雪ステーションを21年度から使用開始する方針も示した。[br][br] 本会議では、特別職や職員の給与条例一部改正案など議案3件を先議し、原案通り可決した。