八戸市が陸自、海自と災害時避難場所に関する協定/施設を一時的に活用

協定を締結した(左から)松坂仁志司令、小林眞市長、降旗琢丸司令=30日、八戸市
協定を締結した(左から)松坂仁志司令、小林眞市長、降旗琢丸司令=30日、八戸市
八戸市は30日、大規模災害時における緊急避難場所に関する協定を、陸自八戸駐屯地や海自第2航空群と締結した。災害が発生した際、自衛隊の施設を一時的な緊急避難場所とすることができるようになり、付近に住む住民の安全確保につなげる。 内閣府は今年4.....
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 八戸市は30日、大規模災害時における緊急避難場所に関する協定を、陸自八戸駐屯地や海自第2航空群と締結した。災害が発生した際、自衛隊の施設を一時的な緊急避難場所とすることができるようになり、付近に住む住民の安全確保につなげる。[br][br] 内閣府は今年4月、日本海溝・千島海溝沿いを震源とした地震の想定を公表。八戸は青森県内最大となる26・1メートルの津波が見込まれており、関係機関で今後の対応を協議してきた。[br][br] 同日、市庁で行われた締結式には小林眞市長、同駐屯地の松坂仁志司令、同群の降旗琢丸司令が出席し、協定書に署名した。[br][br] 小林市長は「今後は避難訓練も実施しながら、より一層市民の安心安全に努めたい」と述べた。松坂司令は「今回の協定締結が、市民が日々安心して暮らすための手助けとなってほしい」、降旗司令は「市民の安全確保に向け、これからも協力体制を整えていきたい」とそれぞれ話した。[br][br] 協定には、市側が避難所として利用を要請することや、緊急の際は自衛隊側で出入り口を開放することなどを盛り込んだ。協定を締結した(左から)松坂仁志司令、小林眞市長、降旗琢丸司令=30日、八戸市