三戸町長に松尾氏再選 45年ぶり無投票

再選を果たし、花束を受け取る松尾和彦氏(中央)=17日午後6時ごろ、三戸町八日町
再選を果たし、花束を受け取る松尾和彦氏(中央)=17日午後6時ごろ、三戸町八日町
任期満了に伴う三戸町長選は17日告示され、現職の松尾和彦氏(57)=無所属=以外に届け出はなく、無投票での再選が決まった。同町長選の無投票は1975年以来45年ぶり。任期は12月16日から4年間。 松尾氏は同町出身、青森大卒。2003年から.....
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 任期満了に伴う三戸町長選は17日告示され、現職の松尾和彦氏(57)=無所属=以外に届け出はなく、無投票での再選が決まった。同町長選の無投票は1975年以来45年ぶり。任期は12月16日から4年間。[br][br] 松尾氏は同町出身、青森大卒。2003年から青森県議を連続4期務め、任期途中の16年に同町長選へ出馬。当時の現職を54票の僅差で破って初当選した。[br][br] 今回の町長選では、前回公約に掲げた▽農商工の活性化▽医療福祉の充実▽歴史文化と教育の振興―の三本柱を継承するとともに、新型コロナウイルス対応を含む防災力向上を追加した。[br][br] 17日の第一声では、町産リンゴのトップセールスなどを実績としてアピールし、「三戸ブランド」構築への意欲を見せた。[br][br] 午後5時に立候補の届け出が締め切られ、無投票当選が確定。同町八日町の事務所に一報が届くと、松尾氏は支持者と万歳三唱などで喜びを分かち合った。[br][br] 2期目に向けては「これまでの4年間の成果をさらに伸ばす重い責任がある。初心に帰り、町民と一緒に三戸復活を成し遂げたい」と決意を語った。 当選証書の授与は24日に町役場で行われる。再選を果たし、花束を受け取る松尾和彦氏(中央)=17日午後6時ごろ、三戸町八日町