【新型コロナ】八戸で1人感染確認 関西の男性、出張中

八戸市内で新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、記者会見する小林眞市長(左)=14日、市庁
八戸市内で新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、記者会見する小林眞市長(左)=14日、市庁
青森県などは14日、県内で新型コロナウイルスの感染者3人を確認したと発表した。うち1人は八戸市に出張で訪れていた関西地方在住の20代男性で、市内滞在中に体調不良となった。同市によると、10日に八戸入りしたため、市内で発生した福祉施設のクラス.....
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 青森県などは14日、県内で新型コロナウイルスの感染者3人を確認したと発表した。うち1人は八戸市に出張で訪れていた関西地方在住の20代男性で、市内滞在中に体調不良となった。同市によると、10日に八戸入りしたため、市内で発生した福祉施設のクラスター(感染者集団)との関わりはなく、市内で感染した可能性は低いという。濃厚接触者は知人、同僚の計7人で、既にPCR検査を終え、全員の陰性を確認した。[br][br] 市によると、男性は1人で新幹線を利用し、仕事で八戸を訪問。11日に38度台の熱や頭痛などの症状があり、市内の医療機関を受診した際に検体を採取した。県環境保健センターでPCR検査が行われ、14日に陽性が判明。現在は市内の病院に入院中で、症状は軽いという。[br][br] 男性は八戸に到着後、市内の宿泊施設に滞在し、同市の知人や県外在住の同僚らと仕事や会食の場で接触。市内の医療機関へは、濃厚接触者の同僚が運転する車で移動した。市内の宿泊施設では、消毒作業を実施したという。[br][br] 現時点で検査予定の検体はないが、今後も男性の詳しい行動歴を含め、調査を継続する。[br][br] ほかに県内で14日に感染が確認されたのは、青森市の40代男性と、弘前保健所管内を訪れていた関東地方在住の20代男性。八戸市内での感染者は累計30人、県内では278人となった。八戸市内で新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、記者会見する小林眞市長(左)=14日、市庁