「ありがとう」温かな気持ちに 職員と学生が絵本制作/八戸学院図書館

絵本『ありがとう』を制作した織戸浩さんと大島璃来さん
絵本『ありがとう』を制作した織戸浩さんと大島璃来さん
八戸学院図書館は、図書館の利用促進と読者が温かな気持ちになることを願って、オリジナルの絵本『ありがとう』を制作した。文は同館事務室長の織戸浩さん、絵は健康医療学部4年の大島璃来(りら)さん(22)が担当。読むと思わず「ありがとう」と伝えたく.....
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 八戸学院図書館は、図書館の利用促進と読者が温かな気持ちになることを願って、オリジナルの絵本『ありがとう』を制作した。文は同館事務室長の織戸浩さん、絵は健康医療学部4年の大島璃来(りら)さん(22)が担当。読むと思わず「ありがとう」と伝えたくなる、かわいらしい絵本が配架され、来館者を和ませている。[br][br] 同館は、学生のアイデアを採り入れながら配架や掲示物を工夫し、利用促進を図っている。オリジナル絵本制作は織戸さんが2年前に提案。学生と相談を重ね、分かりやすい内容にまとめた。過去に絵本制作の経験があった同館学生アルバイトの大島さんが、伝わりやすさを意識して登場人物を動物にして描き、10月、完成させた。[br][br] 内容は、猫の男の子が相手のために行動して「ありがとう」を積み重ねていく話。見開きの左側が文、右側が絵の約30ページで、同館入口正面の「旬コーナー」や幼児教育コーナーに1冊ずつ配架。職員や学生からは、優しい気持ちになれると好評だという。[br][br] 大島さんは「キャラクターの表情や背景でうれしさが伝わるよう工夫した。後輩にも絵本制作を続けてほしい」と思いを託した。[br][br] 絵本は非売品。同図書館で閲覧できる。授業期の開館時間は、平日午前8時40分~午後7時(金曜のみ8時)。学外の一般利用者の貸出冊数は3冊まで、貸出期間は2週間以内。[br][br] 問い合わせは八戸学院図書館=電話0178(30)1695=へ。絵本『ありがとう』を制作した織戸浩さんと大島璃来さん