【新型コロナ】弘前管内で新たに1人感染 健康観察中の再検査で判明

青森県は11日、弘前保健所管内で新たに40代男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者の濃厚接触者として受けた検査で陰性となったが、健康観察中の再検査で陽性が判明した。感染経路を特定できていないが、県感染症対策コーディネー.....
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 青森県は11日、弘前保健所管内で新たに40代男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者の濃厚接触者として受けた検査で陰性となったが、健康観察中の再検査で陽性が判明した。感染経路を特定できていないが、県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「(弘前市の)飲食店クラスター(感染者集団)と関係している可能性がかなり高い」としている。県内感染者の累計は275人。[br][br] 男性は、飲食店クラスターとの関連が疑われる感染者の職場関係者。10月27日に同僚の60代男性と50代女性の陽性が判明し、PCR検査を受けたが陰性で、健康観察していた。11月9日に発熱や味覚異常などの症状が出たため、再検査した結果、感染が分かった。症状は軽症で入院調整中。[br][br] 弘前保健所は、男性の行動歴を調査し、濃厚接触者の特定を進めているが、大西医師は「自宅待機し健康観察中だったため、濃厚接触者は多くない」との見方を示した。[br][br] 11日現在、県内全体の入院者は46人。軽症者や無症状者向けの宿泊療養施設には6人が入所し、自宅療養者は2人。症状別では中等症は前日から1人減り5人、重症は変わらず2人。