奥薬研修景公園にあずまや完成 むつ高等技術専門校訓練生が建築 

奥薬研修景公園内に完成したあずまや
奥薬研修景公園内に完成したあずまや
青森県立むつ高等技術専門校(工藤雅弘校長)の木造建築科2年生10人が、むつ市大畑町の奥薬研修景公園に整備を進めていたあずまやが完成し、2日にお披露目式が行われた。出席者約90人が、四季折々の風景と渓流の流れを楽しめる憩いの場として、多くの観.....
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 青森県立むつ高等技術専門校(工藤雅弘校長)の木造建築科2年生10人が、むつ市大畑町の奥薬研修景公園に整備を進めていたあずまやが完成し、2日にお披露目式が行われた。出席者約90人が、四季折々の風景と渓流の流れを楽しめる憩いの場として、多くの観光客に利用されるよう祈念した。[br][br] あずまや整備は、同校や下北地域のまちおこし団体などで構成する「ものづくりでまちづくり実行委員会」(委員長・工藤校長)が計画した「下北ジオパーク応援プロジェクト」の本年度事業の一環。[br][br] フィールドワークなどを経て、9月28日に着工し、10月28日に竣工。市の木であるヒバを材料とした平屋建てで、高さ約3・4メートル、建築面積約5・3平方メートル。整備に当たっては専門家からアドバイスをもらい、周囲の景観との調和を図った。[br][br] 訓練生を代表し、浜田大地さんは「あずまやはクラスのみんなで気持ちを込めて一生懸命作った。訪れる人には大切に使ってほしい」と呼び掛けた。[br][br] 公園内には、訓練生と市立大畑中1年生が、8月の「ものづくりワークショップ」で作った足湯用ベンチなども設置された。[br][br] 大畑中生徒を代表して佐藤由奈さんは、「ワークショップでの体験を通して木のぬくもりや下北ジオパークのすばらしさを学ぶことが。このような機会を与えてくれたことに感謝したい」とお礼を述べた。奥薬研修景公園内に完成したあずまや