おいらせ町が避難所運営訓練実施 感染症に配慮した手順確認

避難所の体育館に入る前に聞き取りや検温を行う町職員ら
避難所の体育館に入る前に聞き取りや検温を行う町職員ら
おいらせ町は1日、同町のいちょう公園体育館などで、新型コロナウイルス感染症に留意した避難所運営訓練を実施した。参加した町職員や自主防災組織のメンバーら約90人が感染対策に配慮した避難所の開設、運営の手順を確認し、大規模災害に備えた。 訓練は.....
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 おいらせ町は1日、同町のいちょう公園体育館などで、新型コロナウイルス感染症に留意した避難所運営訓練を実施した。参加した町職員や自主防災組織のメンバーら約90人が感染対策に配慮した避難所の開設、運営の手順を確認し、大規模災害に備えた。[br][br] 訓練は、大雨により明神川の浸水想定区域に避難準備情報・高齢者等避難開始が発令された―との想定で実施した。体育館入り口で避難者に検温や聞き取りを行い、体調不良者とそれ以外の人の動線を分けて受け付け。[br][br] 体調不良者は、一般避難者とは別の同公園交流館に移送し、保健師が聞き取りを行うなどした。最後に、参加者が気づいた点や改善点をあげていた。[br][br] 講評では、青森県危機管理局の船盛博実危機管理対策監が「基本的な流れをしっかりできた。さまざまな意見を踏まえてこれから改善していければ」と振り返った。[br][br] 町まちづくり防災課の成田光寿課長は、取材に「初めてのコロナ禍を想定した訓練で課題が分かった。災害時にスムーズに避難所運営ができるよう努めたい」と話した。避難所の体育館に入る前に聞き取りや検温を行う町職員ら