元巡査部長に懲役1年6月求刑/十和田飲酒ひき逃げ 地裁八戸初公判

今年6月、十和田市内の国道4号交差点で飲酒運転して人身事故を起こし、通報せず立ち去ったとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ、事故不申告など)の罪で起訴された、三戸町川守田、元青森県警巡査部長で食肉加工員の男(4.....
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今年6月、十和田市内の国道4号交差点で飲酒運転して人身事故を起こし、通報せず立ち去ったとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ、事故不申告など)の罪で起訴された、三戸町川守田、元青森県警巡査部長で食肉加工員の男(40)の初公判が21日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑し、弁護側が情状酌量を求めて、即日結審した。判決は11月4日。[br][br] 検察側は論告で、被告の男が缶酎ハイ4本を飲みながら運転していたことなどを挙げ、「極めて危険かつ悪質」と指摘。当時警察官で、社会的影響は大きいとした。弁護側は家族の支えと監督により再犯の恐れはないとして寛大な判決を求めた。[br][br] 起訴状によると、被告の男は6月26日、軽乗用車を運転中に飲酒。同日午後4時5分ごろ、十和田市伝法寺の国道4号を時速約50キロで走行中、信号待ちで停止中の乗用車に追突し、運転していた女性=当時(57)=に全治約3週間の軽傷を負わせたが、救護や警察への通報をしなかったとしている。