全国高総文祭書道代替審査会 野辺地高3年安田さんが特別賞

特別賞を受賞した安田妃那さん
特別賞を受賞した安田妃那さん
新型コロナウイルスの影響で、ウェブ上で開催された第44回全国高校総合文化祭(7月31日~10月31日、文化庁など主催)の書道部門で、青森県立野辺地高3年の安田妃那(ひな)さん(18)が特別賞に輝いた。県内で唯一の受賞者となり、「自分の今まで.....
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 新型コロナウイルスの影響で、ウェブ上で開催された第44回全国高校総合文化祭(7月31日~10月31日、文化庁など主催)の書道部門で、青森県立野辺地高3年の安田妃那(ひな)さん(18)が特別賞に輝いた。県内で唯一の受賞者となり、「自分の今までの努力が認めてもらえてうれしい」と喜んでいる。[br][br] 安田さんが出展したのは、リズミカルで歯切れの良い筆致が特徴の仮名書・中務(なかつかさ)集を臨書した「臨 中務集」。縦約13・5センチ、横約56センチの半紙16枚に書いた大作で、昨年11月から今年3月までの制作期間を要した。[br][br] 今年の書道部門には、漢字や仮名文など全国から約300作品が寄せられ、インターネット上で展示された。今回は新型コロナの関係で、例年通りの審査ができなかったため、代替審査会が行われたという。安田さんの作品は上位の60点に選ばれ、特別賞となった。[br][br] 高校から書道を始めた安田さんは、こつこつと練習を続け、3年間書道の腕を磨いてきたという。「受賞にはまだ実感が湧かないけれど、続けてきて良かった」と笑顔を見せた。[br][br] 安田さんの作品は、ほかの上位作品とともに、来年2月に都内で展示される予定。特別賞を受賞した安田妃那さん