宿戸小(洋野)が防災マップ作り 地域住民らに配布予定

防災マップの仕上げ作業をする児童ら
防災マップの仕上げ作業をする児童ら
手作りの防災マップの作成作業を進めている洋野町立宿戸小(小野紀子校長)の4年生8人が14日、仕上げに取り掛かった。年内に完成させ、地域住民や地域の施設などに配布する予定。 防災マップ作りは今年で3年目の活動で、毎年4年生が取り組んでいる。2.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 手作りの防災マップの作成作業を進めている洋野町立宿戸小(小野紀子校長)の4年生8人が14日、仕上げに取り掛かった。年内に完成させ、地域住民や地域の施設などに配布する予定。[br][br] 防災マップ作りは今年で3年目の活動で、毎年4年生が取り組んでいる。2019年度は八木地区から南側の地図を作成。本年度は同地区から北側の地図を作るため、同町の防災士である宇部義治さん(72)を講師に招き、6月から防潮堤の見学や津波の学習などを実施。危険箇所や避難場所などを確認し、地図上に書き込むなど、作業を進めてきた。[br][br] この日は、試作として出来上がった防災マップを宇部さんがチェック。「逃げたらさらに上(への避難)を目指すとちゃんと書いていて良い」などとコメントした。その後、児童は宇部さんに質問しながら、記載が必要な内容などを考えた。[br][br] 乱場唯愛(いちか)さん(10)はこれまでの学習を振り返り、「海に面した川は遡上(そじょう)波になって危険になることが分かった。これから気を付けて生活したい」と話した。防災マップの仕上げ作業をする児童ら