交通死亡事故多発で緊急対策会議 十和田署

死亡事故の多発を受けて開かれた緊急対策会議
死亡事故の多発を受けて開かれた緊急対策会議
十和田警察署(半澤一人署長)は8日、相次ぐ交通死亡事故の発生を受け、同署で緊急対策会議を開いた。管内では7日夜、今年5件目となる死亡事故があり、死者数5人は青森県内ワーストの状況だ。会議では関係機関との協力態勢を強化し、死亡事故抑止に努める.....
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 十和田警察署(半澤一人署長)は8日、相次ぐ交通死亡事故の発生を受け、同署で緊急対策会議を開いた。管内では7日夜、今年5件目となる死亡事故があり、死者数5人は青森県内ワーストの状況だ。会議では関係機関との協力態勢を強化し、死亡事故抑止に努めることを申し合わせた。[br][br] 管内は3月以降、十和田市で3件、六戸町で2件の死亡事故が発生している。このほか、同町では、死亡まで24時間以上が経過したことから青森県警の統計に含まれていない事例もあり、実質的には6件に上る。[br][br] 6件を見ると、単独事故や幹線道路での発生が多く、学生や夜間の高齢歩行者が犠牲になっている傾向にある。[br][br] 会議には署員と両市町の交通安全関係団体などから約20人が出席した。署員が概況を説明した後、対策を協議し、事故が多発していることの周知徹底を図り、警察と行政、団体が一帯となった活動を展開することとした。[br][br] 出席者からは「緊急事態として受け止め、食い止めなければならない」「事故は身近に起こるものと感じてもらう広報が必要だ」などの意見が出された。死亡事故の多発を受けて開かれた緊急対策会議