出来秋を実感 三沢・おおぞら小児童が稲刈り

刈り取った稲を運ぶ児童
刈り取った稲を運ぶ児童
三沢市立おおぞら小(眞石卓生校長)の4~6年生39人が8日、同市のラムサール条約登録湿地・仏沼の西側にある、農事組合法人フラップあぐり北三沢の田んぼで稲刈りを体験し、出来秋を感じ取った。 同校は毎年、食と農業に理解を深める目的で、おいらせ農.....
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 三沢市立おおぞら小(眞石卓生校長)の4~6年生39人が8日、同市のラムサール条約登録湿地・仏沼の西側にある、農事組合法人フラップあぐり北三沢の田んぼで稲刈りを体験し、出来秋を感じ取った。[br][br] 同校は毎年、食と農業に理解を深める目的で、おいらせ農協青年部三沢地区(田中継美部長)の協力を得てコメ作りを体験している。例年は全校児童で参加していたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、学年を限定して実施した。[br][br] 児童はこの日、5月に植えたもち米「アネコモチ」の稲刈りを行った。成長した黄金色の稲を、鎌で一株ずつ手際よく刈り取った。米軍三沢基地のジェシー・J・フリーデル司令官も家族と4人で参加し、作業を体験した。[br][br] 6年の小笠原美波(みなみ)さん(12)は「田植えから稲刈りまでやってみて農家の苦労が分かった。おコメを食べるのが楽しみ」と話した。[br][br] 稲は今後、同校で乾燥させるなどして、児童が脱穀作業をする。精米したコメは、5年生が12月の参観日で「おおぞら米」として地域住民や保護者らに販売する予定。刈り取った稲を運ぶ児童