武器密輸を想定、八戸港でテロ訓練

武器密輸を想定して行われた訓練=2日、八戸港ポートアイランド
武器密輸を想定して行われた訓練=2日、八戸港ポートアイランド
八戸港保安委員会(竹岸優委員長)と同港危機管理コアメンバー(松川勝紀危機管理担当官)は2日、八戸港ポートアイランドでテロ対策訓練を行い、同港管理所や八戸海上保安部、青森県警の関係者ら約100人が緊急時の連携を確認した。 国際港である同港の危.....
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八戸港保安委員会(竹岸優委員長)と同港危機管理コアメンバー(松川勝紀危機管理担当官)は2日、八戸港ポートアイランドでテロ対策訓練を行い、同港管理所や八戸海上保安部、青森県警の関係者ら約100人が緊急時の連携を確認した。[br][br] 国際港である同港の危機管理体制の強化などを図るため、毎年実施している。[br][br] 今回の訓練は武器密輸を想定した。参加者は、同港の制限区域内に侵入しようとする不審人物への対応や、巡視艇を使った不審船の取り締まりなどを実演。船内では、密輸した武器の捜索や、テロリストを取り押さえるまでの手順を確認した。[br][br] 講評した県警本部警備部の須藤泰浩外事課長は、東京五輪を控え、万一への備えがより重要になっていることに触れ、「事件の未然防止のため、関係機関で危機意識を共有し、より緊密に関係を築いてほしい」と話した。武器密輸を想定して行われた訓練=2日、八戸港ポートアイランド