循環型社会形成推進計画素案、リサイクル率34%に設定/青森県

青森県は2日、青森市で開かれた県循環型社会形成推進委員会の会合で、本年度策定する第4次県循環型社会形成推進計画(2021~25年度)の素案を示した。行政と民間を合わせた県全体のリサイクル率を34・0%に設定した。 18年度実績で、県民1人1.....
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 青森県は2日、青森市で開かれた県循環型社会形成推進委員会の会合で、本年度策定する第4次県循環型社会形成推進計画(2021~25年度)の素案を示した。行政と民間を合わせた県全体のリサイクル率を34・0%に設定した。[br][br] 18年度実績で、県民1人1日当たりごみ排出量(目標値980グラム)は1002グラムで、全国平均918グラムより84グラム多かった。行政回収分のリサイクル率(25%)は14・5%で全国41位と低迷している。[br][br] 素案では、県民1人1日当たりのごみ排出量の目標値を940グラム(生活系640グラム、事業系300グラム)に設定。リサイクル率は、古紙やペットボトルなどの民間回収が定着してきたことを受け、行政回収分17・0%と合わせて34・0%を目指す。[br][br] 新たに食品ロス削減に向け、外食事業者に対する小盛りメニューの導入推進や、家庭から出る生ごみの水切り徹底などに取り組む。[br][br] 県は、12月にパブリックコメントを実施し、来年3月に計画を策定する方針。