悩み、苦しみに負けない心の育み方は? 横浜のホスピス医、豊崎中生にリモート講演

リモート形式で講演する小澤竹俊さん
リモート形式で講演する小澤竹俊さん
思春期の子どもたちの支援に取り組む横浜市のホスピス医・小澤竹俊さんによるリモート形式の講演会がこのほど、八戸市立豊崎中(前田篤志校長)で開かれ、悩みや苦しみに負けない心の育み方について全校生徒約20人が理解を深めた。 小澤さんは終末期患者の.....
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 思春期の子どもたちの支援に取り組む横浜市のホスピス医・小澤竹俊さんによるリモート形式の講演会がこのほど、八戸市立豊崎中(前田篤志校長)で開かれ、悩みや苦しみに負けない心の育み方について全校生徒約20人が理解を深めた。[br] 小澤さんは終末期患者のケアを担当している経験を基に、2000年から「いのちの授業」と題し、学校を中心に講演や執筆活動を行っている。[br] 講演で小澤さんは、「自分の希望が現実と離れていると苦しみを感じる」と指摘。将来の夢を持ったり、支えとなる人の存在を自覚したりすることで、苦しみを克服する原動力になるとアドバイスした。[br] また、他人の苦しみをサポートする場合、「全てを理解することはできない」と強調。相手の悩みに耳を傾け、共有しようとする姿勢の大切さを伝えた。リモート形式で講演する小澤竹俊さん