「大間高存続を」青森県立高再編で下北地区意見交換会

県立高の在り方について意見を述べる委員=15日、むつグランドホテル
県立高の在り方について意見を述べる委員=15日、むつグランドホテル
青森県立高校教育改革推進計画第2期実施計画(2023~27年度)策定に向けた第1回下北地区意見交換会が15日、むつグランドホテルで開かれた。大間高の今後の在り方について、委員を務める教育関係者らは、通学環境を考慮した「地域校」として存続させ.....
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 青森県立高校教育改革推進計画第2期実施計画(2023~27年度)策定に向けた第1回下北地区意見交換会が15日、むつグランドホテルで開かれた。大間高の今後の在り方について、委員を務める教育関係者らは、通学環境を考慮した「地域校」として存続させるよう県教委側に求めた。[br] 下北5市町村の教育長ら委員15人が田名部、大湊、むつ工業、大間の県立4高について、どのような学校規模や配置が望ましいか、意見を交わした。下北地区は中学卒業者数の推計を基にすると、大間高が地域校として継続すれば残る3校で2学級削減、地域校として存続しない場合は4校で3学級の削減が、それぞれ必要になる見込み。[br] 大間高について、委員からは「全国からの生徒募集導入を検討してほしい」という声も上がった。閉校となる場合は、むつ市内の高校に通うための通学費や下宿費などの支援の必要性を訴えた。[br] 田名部、大湊、むつ工業の3校については、統合せずに学級減で対応するよう求める声が多かったが、中には「小規模化は教育の質や部活動に影響が出る。大湊とむつ工業を統合すべきだ」という声もあった。[br] 今月3日から県内6地区で行われてきた第1回意見交換会はこの日で終了。第2回は12月の予定で、県教委側が意見交換を踏まえて作成する複数の学校配置シミュレーションについて話し合う。県立高の在り方について意見を述べる委員=15日、むつグランドホテル