十和田湖で7年ぶり水難救助訓練

防災ヘリ「しらかみ」と連携して行われた水難救助救出訓練
防災ヘリ「しらかみ」と連携して行われた水難救助救出訓練
十和田消防本部(高森仁史消防長)は3日、十和田湖畔宇樽部地区などで、青森県防災航空隊と連携した水難救助救出訓練を行い、両隊員27人が有事に備えて連携体制を確認した。 同本部によると、十和田湖での救助訓練は7年ぶり。湖でプレジャーボートと漁船.....
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 十和田消防本部(高森仁史消防長)は3日、十和田湖畔宇樽部地区などで、青森県防災航空隊と連携した水難救助救出訓練を行い、両隊員27人が有事に備えて連携体制を確認した。[br] 同本部によると、十和田湖での救助訓練は7年ぶり。湖でプレジャーボートと漁船が衝突し、投げ出された乗員3人のうち、2人は湖面に浮いているが、もう1人は見当たらない―という想定で実施した。[br] 119番通報を受けて消防隊が出動、同時に上空から県防災ヘリコプター「しらかみ」が偵察した。湖面の2人を救出した後、水難救助班が沈んでいる1人を発見。ヘリで引き上げて病院に救急搬送する手順を確認した。[br] 同本部の担当者は「十和田湖は地形上、無線が届かないことがあり、山岳救助と連絡体制が異なる。訓練で課題を一つ一つ洗い出したい」と話した。防災ヘリ「しらかみ」と連携して行われた水難救助救出訓練