災害廃棄物処理などで共助基本協定締結 三戸町とウィズウェイストジャパン

廃棄物処理に関する協定書を取り交わした山田耕社長(左)と松尾和彦町長
廃棄物処理に関する協定書を取り交わした山田耕社長(左)と松尾和彦町長
三戸町は8月28日、廃棄物の最終処分場事業などを手掛ける「ウィズウェイストジャパン」(さいたま市、山田耕社長)と共助基本協定を締結した。災害などで同町に廃棄物が発生した場合、同社が収集や中間処理、最終処分を支援する。また、平時も情報交換など.....
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三戸町は8月28日、廃棄物の最終処分場事業などを手掛ける「ウィズウェイストジャパン」(さいたま市、山田耕社長)と共助基本協定を締結した。災害などで同町に廃棄物が発生した場合、同社が収集や中間処理、最終処分を支援する。また、平時も情報交換などを通じ、地域の環境美化を進める。[br] 同社は2004年、同町斗内に廃棄物の最終処分場「三戸ウェイストパーク」を開設。田子町と二戸市の県境に不法投棄された産業廃棄物の受け入れに協力し、18年に施設を拡張している。同様の協定締結は全国4例目で、青森県内では初めて。[br] 同日は町役場で締結式が開かれ、松尾和彦町長と山田社長が協定書に調印。山田社長は「廃棄物処理を通じ、町と社会に貢献したい」とあいさつした。[br] 松尾町長は取材に、「最も心配なのは(同町を流れる)熊原川の水害。全国的に大規模な大雨被害が発生しており、災害ごみを迅速に処理できる態勢が必要だった」と説明。「設備や実績を有する事業者との協定は心強い」と述べた。廃棄物処理に関する協定書を取り交わした山田耕社長(左)と松尾和彦町長