残暑一転、秋の気配 南部町で桃の収穫盛ん

収穫期を迎え、ピンクに色づいた桃=30日、南部町小向
収穫期を迎え、ピンクに色づいた桃=30日、南部町小向
30日の青森県南地域は、前日までの残暑が一転して冷たい雨が降り、秋の気配がぐっと深まった。南部町では桃が収穫シーズンを迎えており、生産者がピンクに色づいた実を次々ともぎ取っていた。 南部町小向の泉山茂さん(70)と長男俊春さん(41)の園地.....
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30日の青森県南地域は、前日までの残暑が一転して冷たい雨が降り、秋の気配がぐっと深まった。南部町では桃が収穫シーズンを迎えており、生産者がピンクに色づいた実を次々ともぎ取っていた。[br] 南部町小向の泉山茂さん(70)と長男俊春さん(41)の園地では、まどかやあかつき、ネクタリンなどさまざまな種類の桃を栽培しており、この日から晩生種の主力品種・川中島白桃の収穫が始まった。[br] 今年の作柄は平年並み。全国的にカメムシやせん孔細菌病などの病虫害が多いため、大玉で質の良い桃は近年にない高値で取引されている。[br] 俊春さんは、「好天続きだったので生育がいつもより5日ほど早い。甘く、色づきよく仕上がった」と、味に自信を見せた。収穫は9月10日ごろまで続く見通し。収穫期を迎え、ピンクに色づいた桃=30日、南部町小向