体育祭開催中の校庭でつむじ風発生 けが人なし/八戸・大館中

八戸市立大館中校庭で発生したつむじ風=29日午後1時半ごろ
八戸市立大館中校庭で発生したつむじ風=29日午後1時半ごろ
29日午後1時半ごろ、体育祭が開かれていた八戸市立大館中学校の校庭で、つむじ風が発生した。校庭には生徒と保護者ら約500人がおり、簡易テントなどが飛ばされたが、けが人はなかった。 青森地方気象台によると、つむじ風は強い日射で地面が暖められ上.....
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29日午後1時半ごろ、体育祭が開かれていた八戸市立大館中学校の校庭で、つむじ風が発生した。校庭には生徒と保護者ら約500人がおり、簡易テントなどが飛ばされたが、けが人はなかった。[br] 青森地方気象台によると、つむじ風は強い日射で地面が暖められ上昇気流が生まれることで発生する。[br] この日の同市内は晴れて午前中から気温が上昇。午後1時に最高気温32・2度を観測し、微風だった。[br] 同校では体育祭の全競技が終わり、閉会式の準備をしていた際につむじ風が発生。グラウンドの砂を巻き上げながら1分以上にわたって動き回り、自然に消滅した。[br] 生徒たちは校庭脇に待機していたため無事だったが、会場は一時騒然となった。同校の本間孝浩校長は「新型コロナウイルスの感染防止対策と熱中症対策に努めている中、突然のことで驚いた。生徒、保護者にけががなくて本当に良かった」と話している。[br] なお、厳しい残暑の影響で、市内では同日、屋外で活動していた10代の男女ら7人が熱中症の疑いで救急搬送された。いずれも症状は軽いという。八戸市立大館中校庭で発生したつむじ風=29日午後1時半ごろ