「早く大きくなって」佐井小児童がヒラメ稚魚放流

ヒラメの稚魚を放流する児童
ヒラメの稚魚を放流する児童
佐井村立佐井小(二本栁卓(たかし)校長)の1~3年生18人が25日、佐井漁港でヒラメの稚魚の放流を体験した。 同村漁協は、青森県栽培漁業振興会(階上町)が育てた稚魚の放流を1990年から実施している。 この日は、体長5~6センチに成長した生.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 佐井村立佐井小(二本栁卓(たかし)校長)の1~3年生18人が25日、佐井漁港でヒラメの稚魚の放流を体験した。[br] 同村漁協は、青森県栽培漁業振興会(階上町)が育てた稚魚の放流を1990年から実施している。[br] この日は、体長5~6センチに成長した生後100日程度の稚魚1万5千匹が用意された。児童は「元気でね」などと声を掛け、岸壁からおけで湾内に放流。また、同振興会職員によって稚魚がポンプでどんどん海に送り出される様子を見て、歓声を上げた。[br] 稚魚は湾内で成長しながら徐々に沖合に出て、2年半から3年かけて漁獲サイズとなる35センチ以上に成長する。最も大きいもので1メートルのサイズが漁獲されたことがあるという。[br] 2年の渋田琉貴君(8)は「稚魚がかわいかった」と笑顔。3年の大畑希心愛(にこあ)さん(9)は「早く大きくなってほしい」と願っていた。ヒラメの稚魚を放流する児童